摂食障害は、けっして「わがまま病」ではありません。
典型的な「心の病」なのです。
だから、「自分を責めないでください」
病気なのだから、「自分ではコントロールでできない」のです。
でも、「どうせ治らない!」なんて思わないでください。
摂食障害はちゃんと取り組めば必ず治っていく病気なのです。
一緒に辛い摂食障害から抜け出す道を歩んでいきましょう!!
摂食障害は、けっして「わがまま病」ではありません。
典型的な「心の病」なのです。
だから、「自分を責めないでください」
病気なのだから、「自分ではコントロールでできない」のです。
でも、「どうせ治らない!」なんて思わないでください。
摂食障害はちゃんと取り組めば必ず治っていく病気なのです。
一緒に辛い摂食障害から抜け出す道を歩んでいきましょう!!
メンタル・オフィスSINBIでは、摂食障害カウンセリングの世界的スタンダードとなっている「対人関係療法」をカウンセリングに取り入れています。
精神療法には様々な療法がありますが、その中で、過食症に対して効果があると科学的に検証されているのは、今のところ、認知行動療法と対人関係療法だけです。この2つの療法をカウンセリング終了6年後まで追ってみると、認知行動療法よりも対人関係 療法の効果の方が高いという結果が示されています。
対人関係はストレスのいちばんのもと、といっても過言ではないくらい、私たちは対人関係によって心の状態を左右されています。とくに、身近な対人関係には大きな影響を受けます。
対人関係療法では、その身近な対人関係に着目して、カウンセリングを進めていきます。もっとも親密な関係をもっているのが、配偶者・恋人・親・親友など、その人に何かがあったら自分の情緒にもっとも大きな影響を与える相手です。専門的には「重要な他者」と呼ばれます。
この重要な他者との対人関係をバランスよくもっていくことが、心の健康を支える要となりストレスを軽減させ、摂食障害の克服へと繋がっていきます。
摂食障害の人の特徴として、協調性が比較的高い人であるが、一方で自尊心がとても低いという面が指摘されています。「自尊心」が低いということは、自己評価が低くて、自分に自信がないということです。摂食障害のカウンセリングは、この低い自尊心をいかに高めるということがポイントになってきます。
過食症はほとんどが女性に起きる病気です。その過食症の背景には、女性はやせているほうが美しいという社会的な価値観が根強くあります。過食症という病名から、一般的には「食べたい病気」だと思われていますが、実は「痩せたい病気」であると言われています。痩せようとするダイエットの反動として過食が起こっているのです。 また、「ダイエットの反動としての過食」とは別に、「ストレス解消としての過食」もあります。これは、普通の人のストレス解消のためにする「やけ食い」と同じ種類のものです。
拒食症は、「過食を伴う拒食症」と「過食を伴わない拒食症」の2つに分けて考えられます。「過食を伴う拒食症」は一般に治るのに時間を要します。過食と拒食が入り混じった複雑な状況にあることがひとつの要因になっています。「過食を伴わない拒食症」の人には、「過食を伴う拒食症」の人とは違った「痩せたい気持ち」があるようです。「過食を伴う拒食症」の人は「痩せることは、美しくなること」に直接的に結びついているのですが、「過食を伴わない拒食症」の人は、痩せてきれいになりたいという願望よりも、「太るのが怖い」という「恐怖」に支配されているようです。
また、別のケースとして、拒食によって意思表示をしている場合もあります。それは、周りに対する「ノー!!」の意思表示であったり、自分に対する「ノー!!」の意思表示です。食べないことによって自分の強い意志を現わしているわけです。
摂食障害を克服していく上で、過去のトラウマの影響であったり、自己否定感であったり、自分のコンプレックスであったりと、自尊心の低下が問題になっている場合が多いのに、
なぜ、対人関係を取り上げていくのか???
というところが疑問として上がってくのではないかと思います。
それは、何の関係もなさそうでも、
”必ず対人関係が影響を与えている!!”
ということです。
例えば、仕事のストレスや勉強のストレスなどで対人関係が関係なさそうなものでも、実は対人関係が重要なポイントになっているのです。
もしかしたら、対人関係が良好であれば仕事や勉強のストレスはほとんどなかったかも
しれないとか・・・・・
また、人の内面というものは、ほとんどが対人関係に現れてくるものです。
対人関係を見ればその人の内面もわかってくるというものです。
その逆に、対人関係が克服されてくるとその人の内面が克服されてくるという事も不思議なのですが起きてくるわけです。
これだけでは抽象的でわかり難いかもしれませんが、内面を乱す対人関係を克服していくことが摂食障害を克服していくということは、明らかに証明されている事実なのです。
対人関係療法は、その現在の対人関係に焦点を絞って検討していき、コミュニケーションの克服を図っていきます。摂食障害のほとんどは、このコミュニケーションがうまくいっていないために起こる対人間の行き違い・すれ違い、うまくいかない、分かってもらえない、愛されていない、孤立している、寂しい、などなど・・・・・によって抱えてしまう持って行き場のない感情がエネルギーとなって起きている病気です。
だから、現在の影響の強い対人関係に焦点を絞って、特に心の動揺に影響を与えているものですが、そこのコミュニケーション方法を克服していくことによって、持って行き場のない感情を減らして、摂食障害を克服していきます。
対人関係療法で取り組む摂食障害のカウンセリングにおいて、前提としていただきたい基本的な姿勢は以下の3つになります。
・摂食障害の症状である「過食嘔吐」や「痩せたい気持ち」については話し込まない
・自分のまわりの人たちと自分との関係をよく考えてみる
・積極的にカウンセリングに参加する
カウンセリングは、1回60分間で、全部で16回~20回の期間限定カウンセリングです。
16回~20回のカウンセリングが終わるときに、過食症状がなくなっているという保証はできません。16回~20回のカウンセリング目標は、どのようにしていけば過食症を克服していけるのかということがよくわかり、そのやり方に自信を持てる、というところを目指しています。
ただ、16回~20回が長いと思われる人も多くいらっしゃるので、対人関係療法のショートセッションコースを新たに設けました。通常の半分の期間の8回~10回でで終了します。比較的軽い症状などで短期間をご希望の方はこちらをご指定ください
カウンセリングでは、対人関係における4つの問題領域の中から1つまたは2つに焦点をあてて取り組んでいきます。
四つの問題領域とは、“悲哀”、“役割の変化”、“対人関係上の役割をめぐる不和”、“対人関係の欠如”を指します。
・当然のことながら摂食障害は克服されます。科学的に認められています。
・自分自身の捉え方や性格傾向が変化していき楽になります。
・コミュニケーションがとても楽になり生きやすくなります。
・本来の自分を生きられるようになり、人生が変わっていきます。
・家族のありようが変わり、本来の家庭を取り戻していけます。
(参考文献 水島広子著 「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」「対人関係療法マスターブック」)
摂食障害のカウンセリングのお申込は下記ご予約フォームからお願いします
ご予約可能日時: 月~金 10:00~21:00 土日祝 9:00~18:00
コメント欄に摂食障害カウンセリング希望と明記の上お申し込みください。
(カウンセリングの料金は、1回60分あたり10,000円)