摂食障害と性格というものは、大きな関係があるものです。性格は、生まれながらに持っていて生涯変わらない気質と言われているものと、生後に様々な経験によって育まれていく性格に分けられます。生まれながらの性格はそれを生かす方向へ持っていくことが大切でそれを変えようとすると苦しみを生みだしてしまうものです。
さて、ここであらためて確認しておきたい重要な視点が、ダイエットしても、摂食障害になる人とならない人がいるのはなぜなのかということです。
それは、ダイエットしている時の心の状態の違いなのです。 ダイエットのきっかけとなったその考え方やその時の心の状態です。
心がアンバランスな状態で行われたダイエットは、摂食障害に結びつきやすいということです。
そして、もうひとつは元々抱えている生まれながらの性格、気質というものが大きく影響しています。次にそこを少し見ていきたいと思います。