過食嘔吐を長年続けていると、習慣化してしまっていたり、
満腹中枢がおかしくなっていてしまったり、
また、それに重度の低体重が加わってしまっていると身体飢餓の問題も
大きく影響してきてしまいます。
だから、ひとつは身体を少しずつ慣らして戻していくという作業が必要に
なってきます。 身体的な危機が伴う場合には入院も有効な方法には
なってきます。
ただ、最低限の身体の健康レベルが整えば、心のケアが優先していくことが
とても大切になってきます。
よくあるのは、毎日必ず過食嘔吐する、一人になったら必ず過食嘔吐する、
休みの日は必ず過食嘔吐するというように習慣化してしまい抜け出せない
といったケースです。
この習慣化から抜け出すにはどうしていけばいいのか????
ということですが、まずは、徹底的にストレスケアをしていくことをお薦めします。
習慣を変えようとした時に、ストレスを抱えていると、自分を変えるという余裕は
もてません。
タバコや飲酒の習慣もそうなのですが、ストレス環境にあれば、なかなか変えられる
ものではありません。
そこでまず、
ストレスケアで、いちばん簡単なのは、ストレス環境から離れるということです。
ほとんどは人ですが、職場であったり、学校であったり、家族であったりだと
思います。 まず可能な限り離れるというのが有効です。
それが、許されない場合には、対人関係療法などで、人との接し方、その考え方、
コミュニケーションの方法を変えていくということがストレスの軽減に役立ちます。
対人関係療法はこちら ⇒ https://www.sinbi-s.info/contents01/
あとは、ストレス過食のところでも触れた過去のデータべースから引き出して
来て、自分でストレスをつくりだしている場合のストレスケアです。
ストレスケアに関しては無料小冊子にまとめてありますのでそちらもご覧ください。
無料ダウンロードできます。 ⇒ http://www.sinbiz.jp/happy/
ここで、問題となってくるのが自分にはストレスがないと思っている人です。
感情を感じるのを止めてしまっている人です。
過去に大きなトラウマを抱えていたり、大きな心の傷によって感情を抑圧する
事になってしまった人です。
実は、
”過食嘔吐が止まらないのは、習慣だけの問題!!”
と思っている人が、実は大きな心の傷が影響していたということはよくあります。
そのような人の多くが、子どもの頃の記憶があまりない人です。
自分で心の傷の体験を封じ込めて記憶から消し去ってしまっています。
この場合にはただ習慣だと思って変えようと取り組んでも簡単にはいきません。
この場合は、時間をかけて、トラウマや心の傷と取り組んでいくことが
とても大切になってきます。
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