過食嘔吐の苦しみ

過食嘔吐の苦しみ

2014年7月30日

摂食障害で過食嘔吐する苦しみというのは、

知らない人には、まるで想像がつかない

辛いもの・・・


そこには、吐くことへの苦しみだけではなく、

とても、言い現わせないような深い自己嫌悪感や自己否定感が

横たわっています。

食べて吐くという行為に対するする罪悪感、嫌悪感、醜さ・・・・・

止めたいのに止められないというジレンマ、情けなさ、ふがいなさ・・・・

自分の存在価値への否定感、生きていることの虚しさ・・・

過食嘔吐の多くは、

モヤモヤとしたやり場のない感情のはけ口

となっているということで、

単なるストレス発散のひとつの方法と捉えられやすいのですが、

そこは、少し認識を変えて欲しいところです。

もうそんなに苦しまないでください。

もう、そんなに自分を責めないでください。

どうぞ、食べて吐いてください。

だって、それは、

”病気の症状”

なのだから。。。

摂食障害は病気なのです。

だから、自分ではコントロールできなくて当然なのです。

コントロールできない自分を責めないでください。

病気なのだから、治療が必要なのです。

人に助けてもらっていいのです。

病気の症状は無理に止めようとしないでください。

あなたは、”くしゃみ” や ”せき” を自分の意思で無理やり止めよう

としますか?

それと同じことです。

だから、病気は病気として受け入れて、専門的に治していきましょう。

病気の症状を自分で無理にコントロールしようとしたり、

コントロールできないことで自分を責めないでください。

病気なのだから・・・・

まずは、専門家に相談することをお薦めします。

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