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【自分嫌いが摂食障害をつくる】

【自分嫌いが摂食障害をつくる】

【自分嫌いが摂食障害をつくる】

2017年6月30日

今日のテーマは“自分嫌い”です。

自分嫌いの人は多いものです。

ここは、
マインドフルネスでも大切なテーマ
になるところです。



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そして、今日のテーマである、
  
  “自分嫌い“

それが、摂食障害を生み出す源にもなっています。
今日はそのへんを・・・・

さて、

思春期になって自我が芽生えてくると、自分を意識して、

比較して、ああだ、こうだ、と考えて

      ”自分嫌いになる”

というのは、実はごく普通のことではあります。

思春期に70%の人は、自分が嫌いになるというデータが

あります。

でも、そこで、

     ”摂食障害になる人とならない人”

があるわけです。

さて、その違いは何なのか???・

最初は、多くは思春期に自分の体形を気にして、

ダイエットするところから始まります。

そのひとつが、

     ”家庭内で育まれてきたもの”

ですね。

以前お伝えしてた、家庭で出来上がって来たベース
というものが強く影響を与えるものです。

そして、更にまだ、様々な要因があるものです。

カウンセリングでは、まず初めに心理チェックシート
をやってもらいます。

そこで、性格や考え方の傾向、コミュニケーション
のパターンを見ていくのですが、ほとんど同じような
傾向を示すものです。これは何度もお伝え
してきていますが重要なところです。

いちばん多い典型的なパターン
(もちろん他のケースもあります)は、
次のようなものです。

  まず、気質(生まれながらに持っている性格で
生涯変わらない)ですが、

  圧倒的に多いのが、”循環気質”と言われている
ものです。

     ”人に愛されたい”

     ”皆に注目されたい

  という気持ちが人一倍強い人たちです。

  よくしゃべって、社交的で人の気を引こうとします。
でも、本音やネガティブなことは絶対に言いません。

  いつも笑顔で、落ち込んでいても、そのそぶりも
見せません。

  気質であと多いのが、

     ”執着気質”

  完璧主義で、こだわりの強い人です。 拒食症の
人には特に多いものです。

 そして、もうひとつ、

     ”不安気質”

 を”執着気質”の完璧主義と合わせて抱えている
場合がとても多いです。

 心配症で思い込みが激しいので、ちょっと不安が
あると徹底してやり過ぎてしまう・・・・

 心の状態は不安定で、周りに振り回されやすくな
ってしまいます。

以上が摂食障害になりやすい気質ですが、あともう
ひとつ、新奇気質(冒険気質)というものも大きく
影響するものです。新し物好きで、すぐに目新しい
ダイエット方法に飛びつくタイプです。

気質をまとめると、愛されたい認められたいという
気持ちが人一倍つよくて、そのために完璧にやろうと
して、不安があると更に完璧にしようとしてやり過ぎて
しまうタイプです。 でも、あきらめも早く、あっさり
人を切ったり、一生懸命やっていたことをやめてしまう
という、黒白思考の人でもあります。

さて、そして、心理的な傾向ですが、まずは、

 自己否定感がつよくて、自己価値が低いというのは全て
の人にあてはまります。

 これがあると、不安と抑うつが激しくて、心はとても
不安定になります。

次に特徴的なのが、

  ”対人依存度が高い”

といった特徴です。

  常に人目が気になって、周りに合わせようとします。

  人との比較もよくします。

  そして、周りへの期待も高い傾向にあります。
依存的になっていくわけです。

もうひとつ、強い傾向が、

   ”自己抑制が強い”

  自分を出さないように常に抑えています。

  いい子度が高いとも言われています。

      本音を言わない、

      ネガティブなことを言わない、

      相手の気持ちに合わせる、

      自己主張しない、

      自分の気持ちを決して表現しない、

      自分より周りを優先してしまう・・・・

これらの傾向がコミュニケーションにも特徴的に
出てしまうわけです。

そうなると、かなり無理があるわけです。

理想像の仮面をかぶって本当の自分を隠していきます。

    いつも理想像を演じています。

そこには背伸びがあるので、いつか限界に達してしまいます。

その、理想と現実のギャップに苦しみ、その苦しみを
摂食障害で解消していくことになってしまいます。

摂食障害でバランスをとっていくわけです。

ダイエットをして摂食障害になる人、ならない人の
違いはこんなところにあります。

だから、摂食障害を治していくには、ここにメスを
入れていけばいいことになります。

そして、大事なのは、ご本人もご家族もここをまずは
理解しておくことです。

ご家族の接し方として、このようなところを充分に
理解していただいた上で、コミュニケーションを図っ
ていっていただくということです。

そして、

ご本人ももちろん、自分の傾向を意識して変えていく
ということがとても大切になってくるところです。

それが、対人関係療法で取り組んでいくところでもあります。
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そして、これらの自分をしっかり自己洞察していける力
がとても大切になってきます。

その自己洞察の力を育んでいくのがマインドフルネスでも
あるわけです。

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