頭では、
”もういいや”
と思っているのに、どうしても抜けない、
”痩せへのこだわり”
昨日、触れたのは、食べ物が身体に入ることへの不快感ということでしたが、
痩せへのこだわりで、その痩せの自己判断基準としてはいくつかあります。
いちばん多いのが、もちろん
”体重”
で
次に多いのが、
”見た目”
あとは、
”身体のサイズ”
と
”着られる洋服のサイズ”
といったところでしょうか。
見た目で圧倒的に多いのが、 ”脚” ですね。
脚が細くなったかどうかがダイエット成功の判断基準になっていたりします。
このような体形が気になりだすのは、多くは中学生ぐらい。
思春期で急に身体が変わりだして気になりだしてしまいます。
次に多いのが高校を卒業する前後のあたりで、
特に多いのが、部活をやめたら急に太りだしたというもの。
そのあとだと、どこかでダイエットの限界を感じることがあるようです。
”ダイエットしても前のように体重が落ちない”
これは、中年期には明らかに現れてくるものです。
私なども、結構以前は気にしていて、食事と運動はかなり気を使っていましたが、
中年期に入って、前と同じ様にダイエットしても体重が落ちないという事実に
少しへこむということがよくありました。
そのように、何か体形の変化に気がついて、気になって、
ダイエットを始めるわけです。
ここで、普通のダイエットで終わればいいのですが、
納得いくまで、とことんやりぬいてしまう・・・・・・
”体調が悪くなっても”
”精神的に不安定になっても”
”食べもので頭がいっぱいになっても”
”嘔吐をしてまでも”
それで成功してしまうわけです。
昨日も触れましたが、この成功体験が忘れられません。
まずは、私の価値は、 ”痩せていることにある”
”痩せていなければ私ではない”
という思いが強くなるわけです。
痩せのこだわりが抜けない理由の一つはここにあります。
そして、もうひとつ、痩せへのこだわりが抜けない理由は、
”自己否定”
です。
自分の存在価値をかなり否定的に捉えています。
”痩せている自分以外に、自分の存在価値が認められない!!”
のです。
どうしてそのようになってしまったのか???
というと、
多くは、
”ずっと否定されてきた”
”褒めてもらったことがない”
”自分の存在を認めてもらえていない”
そこには、出生時の問題が絡んでくことが良くあります。
”本当は、男の子が望まれていた”
”予定外の子どもだった”
”出産を祝福されていなかった”
そして、幼児期の様々な問題も影響していくものです。
”私は愛されていない”
”生まれてくるべきではなかった”
”私に存在する価値はない”
そのような思いが、痩せへの強い拘りと関わっている
場合がよくあります。
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