何か気持ちを激しく揺り動かす様な出来事があると、
目の前の出来事以上に過剰反応してしまう・・・・・・
それが、大きなストレスとなって過食してしまう!!
それは、過去のデータベースから色々なもの引き出してきてしまって、
過剰に反応してしまっているということでした。
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さて、
過去のデータベースから引き出してきてしまうとは、どのようなことなのでしょうか?
昨日の例で見ていくと、
母親や彼や主人に悩み事があって相談しようとしたら、
”ふーん”というそっけない無関心な反応・・・・
そのあとの自動反応です。
ここで、様々な思いや感情が湧きあがってくるわけです。
感情としては、怒りや悲しみ、孤独感や寂しさ、あるいは不安かもしれません。
”どうせ私には興味がないんだ!”
”私は全然心配されていない!”
”どうせ、何を言っても聞いてくれない!”
”私は愛されていない!”
”私には価値がないんだ!”
”どうせ私はダメ人間なんだ!”
”何を言っても無駄なんだ!”
”私は人を頼ってはいけないんだ!”
”自分一人でどうにかしなくちゃダメなんだ!”
”私は見捨てられる!!”
”私は一人ぼっち・・・・”
”寂しい・・・・・悲しい・・・・・”
目の前の”ふーん”という些細な出来事に触れて、その事実以上に
実に多くの思いがこみ上げてきてしまいそれに飲み込まれてしまいます。
そして、何も言えなくなってしまったり、態度で示すだけになってしまたり、
激情してしまい、思いっきり感情をぶつけるということになってしまうわけです。
このようになってしまうのは、スキーマと呼ばれているものの仕業なのです。
あるシチュエーションに出会い、そのシチュエーションに対する一時的な感情
が起き上ります。 そこで止まればいいのですが、
その感情をキーにして、潜在意識のデータベースを検索し始めてしまうのです。
感情をキーに同じ過去の感情を引き出してきてしまいます。
そして、そのほとんどものは、幼少の頃の傷ついた感情です。スキーマと呼ばれるものです。
これが、瞬時に無意識の内に行われるからやっかいなところです。
そして、その感情と一緒にずっと取り上げている、信念=コアビリーフも
浮上してきてしまうわけです。
”私は見捨てられる”
”私は愛されない”
”私には価値がない”
といったように・・・・・コアビリーフと感情に巻き込まれてしまうのです。
そうなると、パニックのようになってしまい、これをどうにかしないと収まりがつかなく
なってしまうわけです。
これをどうにか収めるためにやってしまうのが、
ストレス過食でもあるわけです。
だから、これを治していくためには、
このスキーマというものに取り組んでいかなければならないわけです。
ちなみにスキーマというは認知行動療法で取り扱われているものです。
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