対人関係療法は、現在の特に重要な他者(両親や配偶者など)との
対人関係を特に重視して扱いますが、過去のトラウマを無視したり、
まるで扱いわないということはありません。
必要な場合には、対人関係療法でも過去のトラウマセラピーを扱って
いきます。
やはり、特に現在の重要な他者との関係が過去のトラウマに関わって
いる場合には大事なポイントになってくるものです。
どうしても、幼い頃に受けた恐怖心や孤独感というものは、
後々無意識の内に影響を与えてしまうものです。
”どうしても、顔色をうかがってしまう”
”ハッキリ自分の意思表示ができない”
”様子をうかがいながら相手に合わせてしまう”
”すぐに黙ってしまう”
などなど、ある場合には、
やはり、過去に経験した体験があって、そのようなコミュニケーションパターン
を選んでいることがほとんどです。
そのような場合には、やはり過去にあったトラウマ体験を癒すためのセラピー
というものが必要になってきます。
”何か言えば否定された”
”感情的に激しく怒られた”
”外に追い出された”
など、幼少の頃はほんの小さなことで傷ついてしまっています。
ほんの小さなことで、
”私は見捨てられる”
”私は悪い子だ”
”私はダメな子だ”
”周りに合わせていれば安全だ”
”黙るのがいちばんだ”
といったような信念を抱えてしまうことが良くあります。
そのような、小さなトラウマが、後々のコミュニケーションパターンや対人関係
での対処パターンをつくっていきます。
トラウマセラピーは、過去の再現、感情の吐き出し、過去のやり直し、
安心・安全なイメージの構築、実体験での暴露(エクスポージャー)
といものをやっていくことによって、最終的には現実を変えるところ
までもっていきます。
だから、対人関係でどうしても過去のトラウマがブレーキになっている
場合には、しっかりとトラウマセラピーを行った上で、対人関係の方法
を変えていくということをやっていきます。
イジメなどもよくトラウマセラピーの対象になるものです。
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