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人に頼らず強くなる!?

人に頼らず強くなる!?

人に頼らず強くなる!?

2015年10月2日

前回は、摂食障害は、不安との戦いであって、

摂食障害に効果的な対人関係療法では、対人関係を変えることで、

不安を軽減して安心をつくり、心を安定させることによって、摂食障害を改善

していくということでした。



でも、よくあるのが、

”お母さんは、もういい!!”

といったような、完全に重要な他者であるお母さんとの関係はもう難しいといった

場合はどうしていけばいいのか????

ということでした。

これは、カウンセリングをしていてよく起きてくることです。

”もう、母親とは無理・・・・・”

ある段階では、ここは止むを得ないところにはなってきます。

でも、人間の成長のステップとしては、踏むべき段階というものもあります。

成長していく上では、

子どもの自我を成長させて、大人の自我を確立させていく必要があるわけです。

ここで、母親の愛情というものが大きな役割を果たしていきます。

それなのに、それが無理な場合には別の方法が必要になってくるわけです。

それで、母親が無理な場合の候補として、異性のパートナーや友人ということも

充分あるのですが、そこには依存に陥らないような注意が必要になってきます。

やはり、そこでは、自己信頼を回復して、大人の自我を確立していくことが大切です。

そのためには、何をしていけばいいのか????

やはり、踏むべき段階としては、母親から得られなかったものを

別の方法でカバーしていくということがとても効果的に働いていきます。

”満たされていない気持ちを満たしていく”

”傷を癒していく”

”抑圧されてしまった感情を解放していく”

などといった作業をしていくことがとても大切になってきます。

これらの作業をカウンセリングの中で施していくということを

じっくりとやっていきます。

対人関係療法では、重要な他者との間でこの作業を行っていくのですが、

重要な他者が無理な場合には、カウンセリングの中でそれを施していきます。

そのための効果的な方法がインナーチャイルドワークでもあるわけです。

ただ、ここで重要になってくるのが、

”人に甘えられない自分”

”人に頼れない自分”

”人を信用できない自分”

など、対人関係を避けてしまう自分が出来上がっていってしまうことは、

好ましいことではありません。

自己成長を遂げていく中で、もう一度しっかりと対人関係に取り組んでいくことが

とても大切なところだと思います。

そこはまた・・・・

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