HOME心理カウンセラー 福山 裕康のコラム 一覧

自分に自信がつくインナーチャイルドワーク

自分に自信がつくインナーチャイルドワーク

自分に自信がつくインナーチャイルドワーク

2015年5月29日

過食嘔吐からなかなか抜け出せない!!

そんな人の多くが、

”自分に自信がない!!”

という人・・・・・



先日触れた、自分が嫌いだし、自分はダメだから、好きになれない!!

だから、

そんな、ダメな自分を見せたくないし、知られたくない!!

そうして、本当の自分を隠すために、仮面をかぶるようになっていきます。

自分が理想像とする自分を演じるようになります。

仮面をかぶっているので、表面的には傍からみても、

とてもポジティブで元気で自信がありそうに見えてしまいます。

でも、内面で抱えている自分は、自信のないダメな自分・・・・・

こんなことをやっているとどこかで破綻してしまいます。

内面の自分と演じている仮面とのギャップがどんどん広がれれば

広がるほどに苦しくなっていってしまいます。

これを、解決するには、仮面を手放して本来の自分を生きればいいのですが、

それが、なかなかできない!!

それが、なかなかできない人はどうすればいいのか???

それを解決していけるのが、インナーチャイルドワークであり対人関係療法

なのですが、そこを少し具体的な事例でみていきたいと思います。

まず、大切なのは、どのようにして、インナーチャイルドが出来上がっていくのか???

ということで、摂食障害のよくある典型的な事例をみていきたいと思います。

摂食障害でよくある典型的なタイプは、

子どもの頃は、聞き分けがよく、明るくてとてもいい子で、

泣いたり、我儘を言ったり、甘えたり決してしないようなタイプだった。

ということ。

ここが、とても重要なポイントとなってくるところです。

なぜ、そんなにいい子が???

というところです。

これが、もうすでに、仮面をかぶっているわけです。

いい子の仮面です。

そして、仮面の下には、インナーチャイルドが隠れています。

インナーチャイルドが、仮面をかぶらせているのです。

それでは、インナーチャイルドはどのようにして生まれていくのでしょうか???

これも、人によって様々なプロセスがあるのですが、よくあるケースをみていきたいと

思います。

インナーチャイルドは、傷つくことによって生まれていきます。

どのようにして傷つくのかというと、

実はとても些細なことで傷ついてしまうのです。

例えば、

兄弟が病気で、お母さんは兄弟にかかりきりであまり相手にしてもらえなかった。

だから、私はいい子にしていないとお母さんに迷惑だし、お母さんに嫌われてしまう。

絶対にお母さんには嫌われないようにしよう!!

また、多いのが、お母さんが忙しい、といった場合。

お母さんは、仕事に家事にとても忙しいから、迷惑をかけてはいけない、

我儘を言っちゃいけない、甘えちゃいけない・・・・・

とても寂しいのだけれども・・・・・

あと、多いのが、夫婦仲が悪かったり、家族内に不和がある場合。

なんとか私が平和保つようにしなければ家族は大変な事になってしまいます。

私は我慢しなきゃ、マイナスの事は絶対言っちゃいけない、我儘も絶対言えない・・・・・

常にみんなの顔色を見て、どうにか平和を保とう!!

と、健気な努力をすることになります。

どの、事例でも心には深い傷や満たされない気持を抱えることになります。

この、心の傷や満たされない気持が、そのまま過食とも結びついていってします。

寂しさや哀しさ、満たされないものを食べて紛らすということをしてしまうのです。

そうして、普段は仮面をかぶって、仮面のコミュニケーションや様々な行動をしていく

ことになります。

やがて、この仮面は、家庭だけではなく、学校や職場でもかぶるようになって、

更に同じような辛さを抱えるようになっていってしまいます。

これを、変えていくためのまず最初のステップが、

今日紹介した事例のようなプロセスを自分にあてはめていき、

自分はどうなのか????

ということにまず気づいていくことです。

対人関係療法などにつてはこちらのハンドブックも参考にしてください↓↓↓↓↓↓
摂食障害克服のためのハンドブックが無料ダウンロードできます。
⇒ https://www.sinbi-s.info/freehandbook/
無料メールレッスンの登録はこちらから ⇒  https://www.sinbi-s.info/mail_lesson/

メンタルオフィスSINBI 摂食障害の対人関係療法カウンセリング 東京

催眠療法のホリスティック・セラピーハウス