今回は、“摂食障害の不安はどうしていけｂいいのか”の５回目です。
意識の変え方を紹介しています。
前回は、“委ねる”ということでしたが、
いかがでしたでしょうか？
“委ねる”ことが難しいという方もいらっしゃったようです。
委ねるには、究極的には人生を達観したところも
必要になってくるのかもしれませんね。
今回はもう少し簡単な“意識の変え方”です。
“意識を変える”
と言うのは、
“今に意識を向ける”
ということです。
前もお伝えしたように、不安は、
“過去”や“未来”
にあるもので、勝手に自分でつくりあげた幻想です。
あなたは幻想を見ているので、
不安を消すには、その幻想に向けていた意識を変えれば
いいのです。
でも、わかっていてもそれができなくて困るのですが・・・・
“過去”や“未来”の幻想を見ている状態から意識を変えて
“今”に集中するようになれば幻想は消えて楽になります。
その方法の一つに、
“身体に意識を向ける”
という方法があります。
ヨガや有名なヴィバッサナー瞑想などの方法です。
簡単なやり方を一つ紹介します。
不安が湧きだしたらやってみてください。
身体に意識を向けて、呼吸と一緒に意識的に身体を動かします。
息を吐きながら、首を右に回す、
また息を吐きながら首を左に回す
ということをゆっくりとやっていきます。
同じように、上半身を息を吐きながら右へ左へ捻ったり、
息を吐きながら、足を延ばしたり、縮めたりします。
ポイントは、ゆっくりやって、しっかり集中することです。
ゆっくり、しっかり身体に意識を向けて
ゆっくり息を吐いて行きます。
そうしていると、不思議と意識は現在に戻り、
不安は消えてしまいます。
ヴィバッサナー瞑想の場合はそこに実況中継をつけます。
“曲げます”“捻ります”“縮めます”“伸ばします”
といった感じです。
是非お試しを。
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